乳歯は永久歯より小さく、表面の構造も未熟。エナメル質や象牙質の厚さは永久歯の約半分です。 だから一旦虫歯が発生すると、あっという間に進んでしまいます。 数ヶ月の間に急に大きな穴があいてしまい、数本の歯が同時に崩れるほどに進む事も。

しかも、乳歯は知覚神経が鈍いため、こどもはなかなか痛みを訴えず、気付くのが遅れれてしまいがち。

夜中に急に痛み出したり、はつねつしてママを慌てさせます。
そうならないためには、定期的に歯科検診を受け虫歯がないかどうか、そのつどチェックしておくことが大切です。

乳歯はいずれ永久歯に生え替わります。だからといって乳歯が虫歯になっていいということはありません。
乳歯のときに虫歯が多いと、虫歯菌が増えている状態の中に永久歯が生えてくるわけですから、永久歯もまた虫歯になりやすいのです。
永久歯といっても生え始めてから2〜3年は、まだ未熟で虫歯になりやすく、とくに注意が必要です。
初期の段階で、表面が浅く溶けた状態です。表面が白く濁ったり、溝が茶色くなってきてはきますが、見た目にはほとんどわかりません。診察を受けて初めて見つかる場合が多いでしょう。とくに治療をせず、観察をしていきます。
歯のいちばん外側のエナメル質が説けた状態です。痛みなどもなく、自覚症状はありませんが、歯磨きなどで進行を食い止めながらも、治療を受けた方が安心です。この段階なら、治療もわずかな時間ですみます。
虫歯が象牙質にまで進んで伊、見て分かる穴の開いた状態です。穴が大きいとしみます。穴が小さくても象牙質はやわらかく、孔の奥で虫歯が広がっている場合も。神経近くまで進行しているので、すぐに治療が必要です。
虫歯が歯隋(神経や血管の通っている部分で、歯全体に栄養を送っている管)
 
歯隋が腐り、根の周りに病気が拡大した段階です。歯ぐきが晴れる事も有り、硬いものがかめなくなります。ここまでくると歯を保存する事がむずかしく、永久歯の歯質にも影響を与える可能性が大きく、重症です。
 
の3つの要素から起こります。
歯の表面についた歯垢の中で、食べ物の糖分が最近の働きで発酵し、酸がつくられ、この酸が歯のエナメル質を溶かすと虫歯になります。
乳歯は永久歯に比べてエナメル質がやわらかく、その上2分の1という薄さなので虫歯になると急速に進行します。
5〜6ヵ月で神経にまで進むことがあります。虫歯になると、物がしっかり噛めず永久歯の歯並びにも影響してきます。
虫歯を防ぐためには甘い果汁やスナック菓子、ケーキ、チョコレート、あめなど歯につきやすい食べ物を与えるときは時間を決めます。
とくに甘い飲み物を入れた哺乳瓶をくわえさせた眠らせないこと。
眠ってしまうと唾液の分泌が急速に低下し、より虫歯になりやすい環境になるからです。また食事は30〜40分、おやつは15分ぐらいで切り上げ食後は水や白湯をのませたり、ガーゼで歯を拭いてあげます。
歯が生えてきたら歯磨きの習慣づけを。
歯のケアのために歯にフッ素を塗ったりすることで本当に虫歯を防ぐことができるのか?それは、ひとつにフッ素には歯の質をもとから強くし、酸に負けない歯をつくることができるからです。
つまりフッ素はフルオロアパタイトをつくり歯のエナメル質を丈夫にしたり、歯の表面のカルシウムやリンなどのミネラル分が溶ける(脱灰)のを防いでエナメル質を硬くします。またエナメル質にミネラルがついて(再石灰化)酸に侵されにくくするからです。

もう一つフッ素は口の中の虫歯菌や、菌が分泌する酸素の働きを抑える事ができます。でもフッ素を塗ったからといって安心せずにだらだら食べ物や甘いものをやたら食べさせたりするのは避け、きちんと歯みがきさせるのが大切です。